top of page

【ホワイトニング】

更新日:11月22日



ホワイトニイングについて
〈ホワイトニング3つのメリット〉

1. 第一印象が良くなる

『評価アップ』

歯が白い人は、「健康的」、「清潔感がある」、「若々しい」、というポジティブな印象を与えます。

「健康的」、「清潔感がある」、これらは『歯が白い』ことから「生活習慣や健康管理に気を配っている」と考えられるためです。「自己管理のしっかりできている人」と評価されやすくなります。

「若々しい」、というのは、どうしても加齢とともに歯の着色が増えてしまうことに由来していると考えられます。着色が多い=高齢、に対する、白い=若い、ではないでしょうか。

ビジネスシーンでもプライベートでも、『歯が白い』というのは絶対にプラスに働きます。


2. 笑顔に自信が持てる

『笑う門には福来る』

ホワイトニング後のある調査では、ホワイトニングを受けた多くの人が「笑顔を見せることに自信が持てるようになった」と回答しています。歯が白くなると自分の歯に自信を持てるようになり、自信を持ってその歯を、笑顔を見せられるようになります。

心理学的にも、笑顔に自信を持つと社交的になりやすく、他者との関係にもポジティブな影響を与えるといわれています。


3. セルフケアの意識が高まる

『ホワイトニングは自分みがき』

ホワイトニングをきっかけに、口腔ケア全体への意識も向上するといわれています。ホワイトニング後に、歯みがきやフロスなどのセルフケアに積極的になったという方が多く、口全体の健康状態も向上します。

「白い歯」と「健康な口」、自信や自己肯定感の向上に繋がります。歯のホワイトニングは立派な『自分みがき』ではないでしょうか。


〈歯のホワイトニングとは?〉

歯のホワイトニングとは『歯を白くすること』です。歯科医院で提供する歯のホワイトニングは、化学的方法(薬品を使う)によって天然の歯の色を白く明るい色調に変化させるものです。

広い意味では、セルフケア製品を使った歯みがき、セラミックやジルコニア、レジン系材料を使った歯の治療、など歯を白くすることすべてを含むこともあります。このページでは歯科医院で提供する『歯のホワイトニング』について載せています。

歯科医院で行う『歯のホワイトニング』の歴史は長く、1800年代半ばから多くの研究が重ねられてきています。世界中で数多くの製品が出ており、日本でも多くのホワイトニング材が認可されています。その中から当院では『オパールエッセンス』各種を採用しています。


〈ホワイトニングのメカニズム(仕組み)〉

ホワイトニング材に含まれている過酸化水素や過酸化尿素から発生したヒドロキシラジカル(フリーラジカル)が歯の着色の原因である有色高分子を分解します。歯の表面の着色や歯の中(エナメル質内もしくはエナメルー象牙境付近)の着色を取り除きます。

濃度や処置回数、処置時間によって効果が増減します。その一方で知覚過敏などの副作用のリスクも増減します。


〈ホワイトニングの注意〉
  1. クリーニングが必要

    歯石やプラーク(汚れ)があるとホワイトニングの効果が十分に発揮されません。事前にクリーニングをお勧めします。また歯ぐきに炎症があるとホワイトニング材を付近に塗布できない、などにより十分にホワイトニングを行えません。


  2. 時間が必要(状態による)

    ホームホワイトニングは1週間〜10日ほど、オフィスホワイトニングは1日、効果を最大に発揮するデュアルホワイトニング(オフィスとホーム併用)は2週間ほどの時間を必要とします。結婚式などのイベントに備えてのホワイトニングの場合、お早めにご相談ください。


  3. 食事制限、禁煙

    ホワイトニング期間中やホワイトニイング後24時間ほどの間は色素が歯に浸透しやすくなっています。コーヒーやカレーに代表されるような色素の強い飲食物を避けるようにしてください。また喫煙(紙巻き)も控える必要があります。


  4. 副作用など

    『知覚過敏』

    ホワイトニング中や直後は知覚過敏(しみる)が生じやすくなります。症状が強い場合は知覚過敏に対する処置を行います。

    『バンディング』

    ホワイトニング中に歯に縞が出現することがあります。これはホワイトニングを継続することで改善します。


  5. ホワイトニングできない方(歯)

    ・ホワイトニイング材にアレルギーのある方

    ・無カタラーゼ症の方

    ・妊娠中や授乳中の方

    ・強い知覚過敏症のある方

    ・つめもの、かぶせものなど

    ・金属による変色

    ・重度の変色、先天的な変色

    ・神経のない歯(効果が低い)


  6. 永遠ではない、必ずではない

    ホワイトニングで得た歯の白さを永遠に保つことはできません。色素を含む食品を摂取しなければ保つことはできるかもしれませんが、現実には不可能です。より長く保つには、定期的なクリーニング、ホームホワイトニングの使用が必要になります。

    ホワイトニングによって必ず白くなるとは限りません。個人差、歯ごとの差があります。


〈ホワイトニングプラン〉

期間

金額

ホームホワイトニング

7〜10日

22000円

オフィスホワイトニング

1、2回

26400円

デュアルホワイトニング

2週間ほど

39600円

※価格は変わることがあります。予めご了承ください。


ホームホワイトニング

自宅はもちろん、好きな場所、好きな時間に行えます。既製のマウスピース(ホワイトニング材添加)もしくは専用のマウスピース(型をとって製作)とホワイトニング材を使用し、じっくり時間をかけて歯を白くします。歯の変化をみながら自分のペースで続けられます。

→歯科医院でキットを受け取り、使用(1日60〜90分を7〜10日)


オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニング方法です。1度もしくは2度の来院ですぐに効果が出ます。歯ぐきの保護をしながら専用のホワイトニング材を使用して行います。

→歯科医院で1or 2度行う(診療時間90分程度)


デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせて行います。持続性と速効性とを兼ね備えており、知覚過敏などのリスクを抑えつつ、ホワイトニングの効果をより長く保てます。

より確実に、ムラなく仕上がります。

→オフィスホワイトニングを1度行い、その後ホームホワイトニングを行う(2週間程度)


ホワイトニング適用外の歯への対応

・マイクロアブレージョン(白斑などの歯)

・ウォーキングブリーチ(神経のない歯の変色)

・インターナルブリーチ(神経のない歯の変色)

 
〈よくあるご質問〉

Q: ホワイトニングは痛くありませんか?

A: ホワイトニング中やその後にしみることがありますが、通常は一時的なもので、数日以内に治まります。症状が続く場合は知覚過敏治療を行います。


Q: 効果はどのくらい保ちますか?

A: 継続期間には個人差があります。定期的なクリーニングの他にホームホワイトニングキットを定期的に使用することで効果を長持ちさせることができます。


Q: 歯や歯ぐきに影響はありませんか?

A: 使用するホワイトニング材は安全性が確認されています。歯質へのダメージは再石灰化などで回復可能な範囲内です。ホワイトニング材が歯ぐきの炎症を起こすことはあります。しかしホームホワイトニングではごく軽度であり、オフィスホワイトニングでは歯ぐきに材料がつかないよう保護材を使用します。症状が強く出る場合はホワイトニングを中断し、ご連絡ください。


Q: つめものやかぶせものに影響はありませんか?

A: 影響を与えることはありません。しかし白くすることもできません。白くするにはつめかえ、取り替えが必要になります。

 

参考:

Ultradent Opalescence

Dunn, W. J., Murchison, D. F., & Broome, J. C. (1996). Esthetics: Patients’ Perceptions of Dental Attractiveness. Journal of Prosthodontics, 5(3), 166-171.

Joiner, A. (2006). The bleaching of teeth: A review of the literature. Journal of Dentistry, 34(7), 412-419.

Kershaw, S., Newton, J. T., & Williams, D. M. (2008). The influence of tooth color on the perceptions of personal characteristics among female dental patients: comparisons of unmodified, decayed, and whitened teeth. British Dental Journal, 204(5), E9.

ホワイトニング NEW GENERATION 医師薬出版株式会社

bottom of page